内定者に話を聞いてきました!③

リクルートブログをご覧の皆さん、こんにちは!株式会社STUDIOUS人事の池田です。
内定者インタビュー特集も折り返し地点まで来ました。

第三回目の主役はこちら!

専修大学 ネットワーク情報学部

諏訪賢人


ITからアパレルへの大転換

学生時代はITを主に勉強していました。「IT」という技術を通して人と人を繋げることが楽しく、授業内のプロジェクトの一環で「学内SNS」を作っていました。
そんなこともあって就職活動を意識し出した大学3年生の6月、「ベンチャーズライブ」というIT企業が集まる合同説明会に参加しました。そこで偶然出会ったのが唯一のアパレル企業として参加していたSTUDIOUSです。
他の企業に比べて物珍しさもあったんですが実際1日社長に密着できるというインターンシップのコンテンツがおもしろく、興味を抱きました。
また、自分でも変だとは思うんですがIT企業を目当てに行ったのにも関わらずそれらの企業の説明を受けても一切魅力を感じなかったんです。
その際に気付かされたのは、自分はITを手段として用いることは好きだったがそれはあくまでも「目的」には至っていなかったのだということ。
人と人を繋げることが自分の中の目的であり、その手段としては別のものを用いてもいいのかもしれないと気付きました。

そんな経緯もあり、ITには目もくれずSTUDIOUSのインターンシップに参加しました。
インターン内では経営者の時間の使い方や視点の持ちようなど、実生活にすぐ活かせることを学べたのですが、やはり谷さんとの直のコミュニケーションが大きなターニングポイントになりました。
仕事の合間に谷さんに「学内SNS」の話をすると「それをすることによって何がうれしいの?」と逆に聞かれてしまったんです。
この時はじめて、「人と人を繋げる」目的の意義、そして手段の意義を考えるようになりました。

自分は服が心底好きなタイプではありません。人並みに服は好きだけれども服バカではなかったんです。
ただ、次第に「何故自分はそこまで服を好きになれないのか」といったもどかしさが「どうしたら服好きになれるか」といった視点に変化していきました。
その時に至ったのが、生産者の想い等その服の背景が消費者まで行き届いていないからだという結論です。そこが伝われば自分と同じような人々にも、服の価値を「コスト」でなく「人の想い」という観点から伝えることができる。
それって自分のやりたい「人と人を繋げる」という目的に繋がるのではないか。
ITと服の違いは手段と目的が共存しているか否かということ。ITはもちろん便利な技術だけれどもその存在意義としては現状問題がないなと。服は良い意味で解決しなければいけない問題が包括されていると思うんです。手段であり、それでいてそれ自体が「問題解決」という目的となる。どうやったらその存在意義を人に伝えられるか。
その作業を「しなければいけない」という観点でインターンシップ参加後、志望業界をITからアパレルに転換させました。


自分自身に向き合わさせられた選考過程

就職活動が本格化すると、STUDIOUSだけでなく他の大手アパレルの選考も受けました。
ただそれでも最終的にSTUDIOUSを選んだのはその選考過程で出会ってきた「人」によるところが多いです。
例えば、3次の面接後に人事の方と話した時「面接で落ちても良かったです。それならそれでまたそこからスタートさせます。」と発言したことがあったんです。その時「君は100%の本気でなにかに取り組んだことがないでしょう?」と返されたんです。80%頑張れば一般的には認めてもらえる。そこに甘えて100%を出して失敗することを恐れていたそれまでの自分に気付かされ、打ち砕かれました。
また、そんな状態で挑んだ最終面接でも谷さんに「君は成長する可能性はあるかもしれないが、決して成長している途中ではない。自分自身と向き合って出直してきてください。」と言われ、一度失敗しています。
それからの1ヶ月はなりふり構わず必死で出来ることに打ち込みました。繊研新聞を購読することを習慣付け、再度業界を勉強し直し、「頭ではわかっているが行動に移せない自分」を矯正していきました。
選考で出会う人に鍛えられてようやく得た内定でした。

自分の殻を打破したヨーロッパスナップ

社会人0年目の現在は、とことん「即行動に移す」ことを意識しています。
先日、2週間ほどヨーロッパに行ってきて、現地で街行く人々のスナップを撮ってきました。目的は会社の企業理念「日本発を、世界へ」を少しでも体感しておくため。
実は僕英語は全く喋れないし、海外も初めてでした。
少し前の自分であればしっかり語学も現地の情報も調べて、万全な状態でなければ行動に起こせなかったと思います。
でもそんな自分を打破するため、思い立ったその日に2週間後のフライトを予約したんです。
次の日にはヨーロッパスナップの企画書とともに本社に出向きUNITED TOKYOの服をお借りしました。
自分が手段となって人と人を繋げるという、ITではできない「リアル」な作業を行うためにミラノ、パリに向かい、現地では自社の服を現地の人にその場で着てもらい、スナップを撮ってSNSで拡散してもらいました。

実際に行なってみると、予想以上の嬉しい自体が起きました。

一人のビジネスマンをスナップしていた時、物珍しく思ったアジア系の服飾専門学生が近付いてきたのです。すると自分をきっかけに彼とその若者たちが会話をはじめました。生活環境も人種も違う彼らが服と自分を通してコミュニケーションをしていることに感動を覚えました。
自分の目的は「生産者」の想いを直接「消費者」に伝え、繋ぐことだったのですが、別の「繋がり」を創造できる可能性もあるのだと気付きました。ITだけではそこを認識することは難しかったと思います。

またこの企画の過程ではじめて人に頼ることを覚えました。短期間で準備するためには自分ひとりの力だけでは不十分。変に固持していたプライドを捨てて、英語が得意な内定者仲間、現地に詳しい先輩など周囲に助けを求めました。
それと同時に、自分で英語リストを作るのに時間をかけていたりもしたのですが、やはり実際使用する場面はほとんどなかったんですね。
100%の状態になるまで準備期間を費やすぐらいなら、短期間で70%程度に持っていくことに注力し、即行動、その後の修正に時間をかけブラッシュアップさせ続けるべきだという思考に至りました。

入社してからは、生産者と消費者が結びつくようなプラットフォーム作りをしたいと思っています。それがリアルな現場なのか、はたまたITを用いるのかはまだわかりませんが。
それよりもまずは入社前に得た気付きを、とことん「仕事」に活かしていきたいですね。
自分高校時代サッカーをしていたのでそれに絡めて言わしてください(笑)。
昔の自分は周囲からの批判をとことん避けるプレイヤーでした。そのため、フォワードにも関わらず、確実に点が取れる状態でないとシュートを放たないでいたんです。
でも今の自分はスポンサーがつくようなスター選手ではないのだからゴールを外して負わなければいけない責任も少ない。
ならばまずは迅速に行動し、失敗し、すぐに修正をかけて再度チャレンジしていきたい。

そのプレースタイルで社会人0年目、そして1年目は走り抜けたいと思います。

いかがでしたでしょうか?

諏訪君の言っていた100%の準備より70%で即行動、に似たようなことを谷も言っています。「1ヶ月で100%の達成度より、2週間で70%を求める。」
確かに長い目で見れば100%の準備ほど素晴らしいものはないと思います。しかし諏訪君のような若く限られた学生時代、「時間」という価値もしっかり考え迅速に行動するほうがその後の修正ができる。そして結果的に見ると当初の計画以上のものが手に入ることもあるかもしれません。

諏訪君、失敗しても果敢にゴールに向かってシュートを放ってくれる姿を期待しています!


さて、諏訪君がその後の志望業界を変えるきっかけとなったインターンシップ、
17年度版募集中です!まずは説明会で谷の話を直接聞いてみてください!

【説明会日程】

東京開催:11/13(金)13:00~15:30
                  11/28(土)13:00~15:30

大阪開催:11/17(火)14:00~16:30

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